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相模の神々の位置


大磯町国府には、相模の国の総社・六所神社が置かれ、国司の祈願所となりました。
一宮から始まる相模の神々は、風水で言う特別の位置に置かれているようなので、
その謎を追ってみました。
(配置地図拡大)



一宮 寒川(さむかわ)神社の位置
   相模の国の中央に位置して、陽の沈む方向とかかわりの多い位置にあります。
   春分、秋分に太陽が富士に沈む線上にあります。この線は日本のレイラインと
   呼ばれているようで、この線上に出雲大社などがあります。
   東の太平洋に抜ける位置には、玉前神社があります。
   夏至には、鷹取山に日が沈み、冬至には大山に日が沈む。この三点が交わる地点です。   

二宮 川匂(かわわ)神社の位置
   大山の真南に位置しています。社からは大山は見えません。真東に吾妻山、真西に
   曽我の高山があり青竜、白虎をなしています。   

三宮 比々多(ひびた)神社の位置
   六所神社、鷹取山、比々多神社は1直線上にあり、比々多神社から南進すると、
   国府祭(コウノマチ)の舞台となる神揃い山に至ります。六箇所の神々が集まる
   国府祭では、比々多神社の神輿は山川田畑の中を1週間もかけて直進したそうです。
   勇壮な神様です。   

四宮 前鳥(さきとり)神社の位置
   謎ですが、寒川神社と前鳥神社、八幡神社は一線上に等距離並んでいます。
   富士山頂の真東に当たります。中間にある真土の大塚山古墳近くにあったものが
   ここに移動したと聞きました
   又、南に向かうと大島に至りますので、これも意識した位置なのでしょうか?   

平塚八幡神社の位置
   六所神社、高麗山、八幡神社は同じ線上にあります。一方、寒川神社、前鳥神社の
   線上でもあり交点となっています。
   大塚山古墳が真北に位置してるので、意識した位置なのでしょうか?   

六所(ろくしょ)神社の位置
   鷹取山の南に位置します。富士山、矢倉岳、不動山、城山を強く意識した位置
   のように思われます。九月四日は櫛稲田姫命の櫛にちなんで櫛祭りが開かれますが、
   同時に当地で富士に日が沈むダイヤモンド富士の見える日であることも、奇(くし)
   といえます。
   出雲地方からこちらに移住する際に見つけたこの場所が、西暦の無い時代のこの日に
   ダイヤモンド富士が見えるとは神のなせる奇跡なのでしょうか。
   高麗山、八幡神社の位置も意識されていると思われます。